
お歳暮の時期
お歳暮を贈る時期
地域によっては異なるようですが、基本的には13日〜20日までとされています。遅くても25日以前には届くようにしなければ、年末の忙しい時期と重なってしまって相手に迷惑がかかってしまうかもしれません。近年ではだんだん贈る時期が早まってきており、中には11月から贈る方もいらっしゃるようです。ただし、贈り物にお正月用の品(生鮮食品、生もの)を贈る場合は、逆に年末ぎりぎりに届くようにすると、お正月にちょうど使えるので喜んでもらえるでしょう。
送る時期を逃してしまった場合は・・・
お歳暮を贈ろうとしていたのに、時期を逃してしまっても、大丈夫です!逃してしまった場合は(地域によっても違います)関東地方では翌年1月7日(松の内と呼ばれます)までに、関西地方では15日までに「御年賀」または「御年始」として、しっかりとお歳暮が遅れてしまったことをお詫びする送り状や手紙を添えて贈りましょう。このとき贈るものは、お歳暮と同じようなもので構いません。また、お歳暮を既に贈っていても、更に御年賀を贈る場合は日用品などで構いませんが、通常はどちらか片方を贈れば良いでしょう。御年賀や御年始にも間に合わず遅れてしまった!という場合は、「寒中見舞い」または「寒中お伺い」として、こちらもちゃんと遅れてしまったことをお詫びする送り状や手紙を添えて立春(2月4日)までに贈りましょう。このように、しっかりとマナーを守れば、遅れてしまっても相手に悪い印象を与える事は無く喜んでもらえるでしょう。
お歳暮が送られてきたけど、受け取ることが出来ないとき
せっかくお歳暮を贈ってもらったけれど、受け取ることができない(立場上、学校の教員や公務員)。そんな時はどうしたら良いのでしょう?
まず、受け取る際に差出人の名前等を聞いて、受け取れないと思ったり、明らかに賄賂のようでしたら受け取らずに「受け取り拒否」として処理してもらうか、受け取ってしまったら中身を開けずに上から更に包みなおして送り返すのが一番良いでしょう。ただ受け取りを拒否しただけでは相手に悪い印象を与えますので(せっかく感謝の気持ちで送ったのに!等)、送り返した後はお礼の手紙やハガキを書きましょう。「立場上受け取ることができませんでした」や、「お気持ちは嬉しいです」などと相手に失礼が無いように書くことが大事です。また、どうしても送り返すことが出来ない場合には、受け取ったものと同等の品物を相手に贈り、「今後、お気遣い無く」などの一文を添えることでこちら側の断りの意が伝わるでしょう。
相手に無事届いたかどうか確認したいとき
お歳暮を送ったけれど、ちゃんと相手に届いたかな?と思った経験はありませんか?もしかしたらあて先の住所を間違ったのかも?生ものを送ったけど大丈夫だろうか?と言うように、とっくに届いているはずなのに連絡がなにも無いと不安になってしまいますよね。直接こちらから「お歳暮を送ったのですが、届きましたか?」なんて連絡をしたら、こちらはそんなつもりで言っていなくても、もしかしたら相手はお礼を言え、と言われていると受け取られてしまうかもしれませんよね。こういう場合は、配達をしてもらったお店側や配達業者さんに問い合わせるのが一番でしょう。もしもなにかトラブルがあった場合にも問い合わせればわかりますし、無事に届いている場合にもわかります。そういう時のためにも、注文をしたときの伝票や控えなどはしっかり取っておきましょう。

